2019-6-18

「人生って、正直つまらないもの」みやぞんさんからこぼれ出た最強の考え方

6月7日から開催されている、インターネット上での防災意識を啓発する取り組みである「サイバー防災訓練」
今回のテーマソングの作詞・作曲は、人気お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんが担当しています。
「アカウント守れてる?セキュれてる?」のフレーズと、リズミカルで中毒性のある楽曲はどのように作られたのでしょうか?
テーマソングの撮影終了後、その制作秘話とともに、みやぞんさんの普段のコミュニケーションの取り方や考え方についてお話を伺いました。
テレビを通して見られるイメージとは少し異なる、独特のポジティブな考え方も必見です!

△『セキュれてる?』 作詞:みやぞん 作曲:みやぞん

作曲はいつも一瞬のインスピレーションで

作詞・作曲を担当いただいた「セキュれてる?」は、とても中毒性のあるメロディになっていますが、このメロディはすぐに思いついたのですか?

曲を作る上で、その時にぱっと浮かんだインスピレーションを1番大切にしているので、今回の「守れてる?セキュれてる?」っていうフレーズが出た瞬間に、これ!とは思いました。

最初にお送りいただいたメロディ案の動画は、ロケバスの中で撮影されたものでしたね。

思いついたのがバスの中だったので、撮影もその場になっちゃったんです。そこだけ浮かんでいれば、あとでの修正はいくらでもきくな、とは思っているんで。

今日の撮影の際も、修正力がすごいなあと。1テイク目は規定の秒数を大幅に超えていたんですけど、2〜3テイクくらいで修正してきっちり合わせてこられたので、さすがだなと思いました。

そうですか。えっと…それがプロ?(笑)
いや、でも、僕の中では一生懸命、皆さんにお時間かからないように、ちゃんと意図を理解して、今持っている力を全力で出し切ってやってる、って感じですかね。他にもっと優れた人はいるんでしょうけれども、そうやって言っていただけたら、僕嬉しいです、今日。

ちなみに今年の「サイバー防災訓練」のテーマは、「アカウント」なんですけど、SNSなどコミュニケーションツールを使っていてトラブルに遭った経験はありますか?

僕は…逆に変なこともせず普通にLINEやってるだけなんで(笑)、特にないですね。間違って送っちゃった時に、送信取り消しをする前に相手に見られちゃうくらい。

海外の思い出は全部LINEの中に

プライベートや仕事などでLINEのやり取りはされますか?

仕事で海外に行った時に、LINEグループを作ってみなさんや僕が撮った写真をみんなで送り合うっていうのはよくやります。海外の思い出が全部LINEに詰まってる感じがしますね。

じゃあ、もう海外ロケに行くたびにLINEグループを作って。

はい、そうしないと写真を送れないですから。 それと、海外に行く時にスタッフさんが違うことも多いので、LINEを知らないと現地で「明日何時に変わりました」とか、そういうやりとりができないですしね。それはLINEでやってますね。
あ、あと、ありがたいのはですね、LINEの無料通話!マネージャーさんと海外でも繋がれるんですよ、Wi-Fiがあれば。簡単で繋がりが良くて、かなりありがたいなーと。

最近、LINEでこういうメッセージをもらって嬉しかった・悲しかったみたいなエピソードはありますか?

あー、「誕生日おめでとう」とか?
最近、足を骨折したんですけど(※)その時に「大丈夫?」とか、そういうLINEをもらうのは嬉しいですよね。
※撮影の直前に足首を骨折されました…。

LINEは心にゆとりをもってやる楽しいもの。間違ってもそんなに気にしない

事前にみやぞんさんに聞きたいお悩みを募集して持ってきたのですが、回答してもらっても良いでしょうか?

はい、どうぞ。

「気になっている人とご飯に行きたいなと思ってLINEをしたんですが、既読になったままで返信がありません。こういう場合ってこちらから催促しても良いんでしょうか?」

自分から行きたいんですよね?それだったらもう1回自分から誘ってみて、それで無理だったらやめるっていうか。1回でやめる必要はないですよね!

何度かチャレンジしてみる、と。

チャレンジっていうのかわからないですけど、別に2回くらい誘うのが僕の中での平均的な”妥当”というか。「あれ、なんか忘れちゃったのかなー」くらいの。大げさに考えてはないんじゃないですかね。悩むほどじゃないんじゃないですか(笑)

「既読スル―」みたいなワードが世の中にできるくらいなんで、意外とこういうことで悩んでる人は多いのかも?

ただ、それはその人の目線だから。相手からしたらいっぱいきてる中の1つで、わかんなくなっちゃった可能性も全然あるし。返信したと思ってて忘れてたりとかね。
極端かもしれないけど、お正月の「あけましておめでとう」なんか、いろんな人に送ったはずなんだけど忘れてて「あっ…」というのもあるし、色んな人に返信していくうちにわかんなくなっちゃうっていうパターンも全然あるんじゃないですかね。
インターネットの中だけがほんとの友だちのやりとりではないから。いい意味で気にする必要はないと思いますけどね!

気になる人に対してではなくても、例えばLINEグループ内に熱が入った長文投稿をしたんだけど特にリアクションがない、ってこともありますよね?そういう時もあまり気にされないですか?

本当に熱意があるんだったら電話だったり会いに行ったりするわけで。 LINEで送るってことはそこまで本気の熱意じゃないような。それを無視されてもいいよ、っていうぐらいの熱?
LINEが、それくらい心のゆとりをもってやるような、楽しいものじゃないですか。そこに真剣な要素を入れる必要もないのかな、と思いますけどね(笑)

そうですね。本当に伝えたかったら直接会ってください、みたいな。

きっと、LINEだから長文に見えるんですよね。でも言葉だったら何秒、かもしれないじゃないですか。それが LINEだから長文って思ってるだけで、そんなに気にする必要ないんじゃないですかね。

先ほどのみやぞんさんのお話じゃないですけど、うっかり彼女に送るLINEを別のグループに誤爆した…みたいな時に、送信を取り消す前に読まれちゃうケースもありますよね?そういう時はどうされますか?

自分がもし誤って変な内容を送信しちゃったとすれば、「謝る」しかないんですよ、もう。堂々と、「ちょっと間違った」って言っちゃって。それを取り消す事はもう無理なので「こんなことをやりとりしてんのか」と思われてもしょうがないです(笑)
でも時間って過ぎるし、大げさな話かもしれないですけど、「まぁ100年後にはないかな」というくらいの感覚で行けば別に…しゃーないですよ!だってそれはもう、「見なかったことにして」というのはもう無理なんですからね。

もうバッチリ見られちゃってますからね。

そうなんですよね。だからもう、僕がトイレ開けっ放しでうんちしてるようなもんなんですよ。それを見られたからどうごまかせばいいかって、もうしてますもんね。
「いや実はそれかりんとうなんです」って言ったって、もう無理ですよね(笑)

ははは(笑)

みんなが「ごめんごめん、そうだよねーかりんとうだよね」って言ってくれたとしても、「そんなはずない」みたいなことになるじゃないですか、各々で。だからしょうがない、もう腹くくるしかないですよね。だから「注意する」ということでしょ。

人生はつまらないもの。だから楽しく”する”

回答が、すごくポジティブですよね。みやぞんさんはネガティブになることってあるんですか?

ネガティブになること、全然ありますよ! 基本的にネガティブな人間なんですけど、でも、耐えられないんですよ。ネガティブなのって、暗いじゃないですか。心がしんどくて、仕事ができないんですよ、あの暗い状態で仕事をね。会話がなくて無言でいるのが苦手で、なんか嫌ですね。
電話とかでも嫌ですね、寝起きでも無理やり「あい!!!!」ってやります(笑)

先日、怪我をされた直後はさすがに落ち込んだりしたんですか?

正直言うと、「これで済んでよかったー」って。
「まじかよー」っていうのが嫌で。もう自分は「運がいい」って思い込んでいるし、その中で生きてるって感じですかね。自分は運がいいから。これからもっと大変な目にあうんだろうけど、僕は「これで済んでよかったー」って。

なんか…面白いですね、考え方が。

そうですか?なんかもう、楽しく生きるしかないじゃないですか、無理してでも。無理してでも幸せに生きて、周り「幸せそうだね」って言われたらなんかそれでいいっていうか。真実は置いておいて(笑)

そういう風に考えていたら、だんだん真実がそっちに寄っていくみたいなところもありますからね。

うん、人生って…僕は、正直言っちゃうとつまらないものだと思ってるから。 意外と。僕はもうそう思ってますよ。つらいじゃないですか、生きていくの。
だから、楽しくするんですよ。楽しくなると思ってたらならないんですよ、意外とね。だから楽しいことを起こすし。

なるじゃなくて、する。

そう。いつか楽しいことがくるって思っても、そんな状態ではこないから、楽しくする、楽しくいく。笑顔でいって、「楽しいね」って言う。そしたら「楽しい」って感じになってくるっていう。
だから、自分でどんどん楽しい方向にもっていく作業をすることが大切で、その作業を怠ってやらなかったら、楽しくはならないと思いますね。「飲み会に行ったら楽しいだろう」と思って行くけど、全然楽しくなかったりするし。

おわりに

今回、かなりスケジュールのない中で作詞・作曲をはじめ、インタビューなど色々ご対応いただきありがとうございました。

いや、全然です、すみません。
ちなみに僕の左足は、ちゃんと「セキュれてない」ってことで(笑)
今後は僕の左足をセキュっていきたいなと、守っていきたいなと思ってます。

  • みやぞん

    お笑いコンビ・ANZEN漫才のメンバー。2009年にコンビを結成。主に歌ネタを得意とし、どぶろっくの唯一の弟子。
    特技は、即興歌、脇潰し。一度見たら忘れられない規格外の天然&天真爛漫さが魅力。

TEXT:みんなのものがたり編集部PHOTO:みんなのものがたり編集部

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