2018-9-25

「人と会話が続かない……」無駄づくりお悩み相談Vol.2

こんにちは、無駄なものを作っている藤原麻里菜です。
LINEの人から「LINEユーザーのお悩みを聡明な藤原さんの工作で解決してほしい」と言われて始めた連載ですが、無事に2回目を迎えました。
前回は、女子高生の悩みを見事解決することができましたね。(前回の記事はこちら
今回は、お喋りが下手な男性からのお悩みです。
さあ……。お姉さんに何でもお悩みを話してごらんなさい。

<本日のお悩み>
人と会話が続きません。
仕事で初対面の人と話すことが多いのですが、会話を続けることができません。 話があまり盛り上がらなかったり、相手の質問に上手く答えられなかったりします。
LINEでもそうで、グループLINEで私がメッセージを送ると会話がピタッと止まります。
どうすればいいんですか。もう、私はダメなのでしょうか。
(Oさん/会社員)

私もお喋りは割と苦手なほうでして、なるべく避けて生きてきているのですが、やはり打ち合わせの後のエレベーターとか。友達と飲んでいたらその友達が来て、そして友達はトイレに行ってしまい、その間二人で話さなければいけないとか……。

初対面の人と二人きりになって、かつ何か話を盛り上げなければいけない瞬間は、だいたい月に1回は訪れますよね。マジであれを法律で廃止してほしい。それか全国民に会話マニュアルを配って欲しい。

しかし、もう大丈夫です。そんなお悩みを解決するマシーンを作りました!
その名も、「会話絶対続ける君」です。
某サルのゲームのコスプレじゃないです。すごいマシーンなのです。
会話の相手がこの帽子を被ることで、会話を盛り上げることができるのです。

まず、「盛り上がってないアラーム」が付いているので、盛り上がっていないことを可視化でき、「会話が盛り上がらないけど、こういう沈黙が好きなタイプかもしれないし……」という思考を封じます。

スマホのマイクと連動しており、音が一定量を超えないと頭の上についた赤いランプが点灯する仕組みです。
また、スマホからブザー音もなります。この音は、好きな曲に変えられるので、例えば「ラブ・ストーリーは突然に」に変更して、沈黙の度に恋に落ちるのも良いかもしれませんね。いや、よくないです。ブザー音でいきましょう。

2つめは、「会話ヒント液晶」です。会話のヒントを出せる液晶画面をつけました。これは、ケーブルでパソコンと繋げて専用ソフトからいつでも変更することができます。

このマシーンがあれば、確実に会話が続きます。1億パーセント会話が続きます。
ということで、Oさんと会話してみましょう。

藤原「はじめまして」
Oさん「はじめまして。あ、戸塚……なんですね」
藤原「あ、そうです」
Oさん「戸塚って……あの、海が」
藤原「ないですね」

ブーブー

Oさん「……」
藤原「……」

藤原「あ、出身はどちらですか?」
Oさん「あ、荻窪……すね……」
藤原「……」
Oさん「……」

ブーブー

藤原「お、おぎ……あ、荻窪……あの、東京の」
Oさん「あ、はい」
藤原「なんか、あの……ありますよね」
Oさん「あ、はい」

ブーブー

「盛り上がってないアラーム」が、会話が途切れる度に発動してしまいます。
なんでもいいから話題を!盛りあげろ!

Oさん「……最近、友達がよく離婚するんですよ」

藤原「……」
Oさん「……」

藤原「私は今朝、カレー食べながらテレビで獣医のドキュメンタリーを見ていたら、チワワが死ぬシーンでした」
Oさん「……」

終わりに

このマシーンを使うことで、とても有意義な会話をすることができましたね。
ぜひ、みなさんも参考にしてみてください。
ちなみに、盛り上がっているLINEグループに私がメッセージを送ったらピタッと止まる現象は、 “何かしらの呪い”だと思っています。

  • 藤原 麻里菜(ふじわら まりな)


    2013年から、YouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始し、無駄なものを作り続ける。Googleが主催するYouTubeNextUp入賞(2016年)。横浜出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。ガールズバーの面接では「帰れ」と言われた。

TEXT:藤原 麻里菜

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